円安で輸入品に頼るPCパーツが2〜3割値上がりしそうなのと、SATAのSSDが製品としてそろそろ終息しそうな気配がするので、ここらでNASにSSDを追加して、QTier(QNAPの階層型ストレージ)を構築してみる。
SSDを2枚装着した後、「ストレージ&スナップショット」を開く。ストレージプールを選んで、右クリックから「管理」を選択。
QTierを未構成なら、「管理」か「アクション」あたりに「QTierプールへのアップグレード」の項目があるはず。
ウィザードが起動するので、追加したSSDを2つ選択して、先に進む。ミラーなど可用性の高い構成を組まないとQTierは導入させてもらえない。
アップグレード中。ストレージプールの容量は、SSD分、増えている。
完了したら、次に階層化対象の設定。新しく増えた「QTier自動階層」のメニューから「オンデマンド階層化」を選択。ここで、iSCSIのボリュームを対象に含むかどうかを設定できる。
細かな共有フォルダ単位の設定は、「FileStation」から。フォルダを選んで、設定。たまに読み取りでアクセスする程度の、VMのバックアップや、映像のアーカイブなどは外しておく。
一週間弱使ってみたところ。追加したSSDは、ESXiのバックアップ先になっているiSCSIボリュームへの書き込みもあってそれなりの使用率。
統計メニューから、「超高速」。翻訳がわかりにくいが、SSDの使用状況。日々、アクセス頻度の低いデータがディスクに書き戻されている。新規データの書き込みはSSDに行われ、次第にディスクに書き戻される流れ。
統計メニューから、「容量」。こちら容量重視のデバイスの趣旨で、SATAディスクの使用状況。日々、1〜2GB程度、SSD側に移されている。おそらく、新規に読み込まれたFLACデータあたり。
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