QNAP 332X ストレージ設定
2020-03-22



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「ストレージ&スナップショット」を開いたところ。SSDは■、ディスクは●で表示。

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ディスクを選択すると、状態を確認できる。今回は、8TBのディスクを2個。実験用に手持ちの小容量のSSDを1つ。

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最初は、ストレージプールの作成。8TBを2個でRAID1(ミラー)を設定。

RAID5は、容量のメリットがあるが、リカバリに時間がかかることを考えると、大容量のディスクの価格がこなれてきたので、RAID1の使い勝手が勝る。

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作成したストレージプールの上にボリュームを作る。QTS4.4(QNAPのOS)で変わったのは、ボリュームの種類が増えたこと。推奨は「シックボリューム(Thick Volume)」のようす。スナップショットが使える。スナップショットといえば、NetApp。実装は異なるだろうが、ついに家庭用まで降りてきたか。

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従来タイプは、「静的ボリューム」。

製品説明によると、QNAPの移行では、ディスクを外して付け替えれば済む、とあるが、こういった新しい機能は使えない。こんなこともあるので、新しいOSで設定し、データを移行したほうがいい、とは、お店の人の言。今回は、ディスク容量の増加もあるので、データ移行を選択。

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ボリューム作成では、容量の他、「アイノード別バイト数」を設定。これは、Linux(Unix)用語。Windowsならエクステントサイズ。ファイル管理用の領域マップの1単位あたりのサイズ。ファイル1個あたりの最小容量。

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ボリュームは、用途に合わせ、3つ設定。文書などの一般用、仮想マシンのイメージ用、動画用。後者の2つは、大容量のファイルが中心なので、アイノード別バイト数は最大を選択。一般用は、細かいファイルが中心なので最小を選択。

ストレージプールは、「同期中」とあるが、RAID1(ミラー)の同期。同期中でも、作業やアクセスはできる。8TBのミラーの同期で、移行作業をしながらで、まる3日を要した。完了までは保護レベルが低いので、移行期間には十分余裕をとって。

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ボリュームができたら、共有フォルダを設定。移行元と同じフォルダ構成。ユーザを作成し、アクセス権の設定を忘れない。


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[システムまわり]

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