MTU 1454
2014-04-21


フレッツ光との接続について、Ciscoのルータのログを見ていて、もう一つ気がつく。

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フレッツ光からは、MRU 1454で接続したい、と要求があるのに、ルータはNAKを返して1500がいい、と言っている。Dialerの定義では、"ip mtu 1454"を指定しているのに。
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Dialerの定義を、"mtu 1454"に変える。今度は、NAKを返さず、一回のやりとりでフレッツ光側とのネゴシエーションが完了。

この設定は、Ciscoのサポートフォーラムでも議論されていた。"ip mtu"では、mruは影響を受けないのが要因だと。
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ip mtuコマンドの説明はこちら。
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説明中、mtuコマンドの説明もある。mtuコマンドは、パケットの最大長を規定する。結果、mtuに加え、mruも規定される様子。

詳細は、こちらの文書になるのだろうか。
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概略すると、"ip mtu", "ip tcp adjust-mss"の両コマンドで設定する方式と、mtuコマンドで設定する方式があるが、接続先によって有効な方式は変わる、ということか。フレッツ光の場合は、mtuコマンドを用いないと、余分なネゴシエーションが発生してしまう、と。

※追記
mtuコマンドを残して、"ip tcp adjust-mss"を外すと、ブラウザでつながらないサイトが出てきた。こちらは、併せて設定する必要がある様子。mtuが1454の場合、adjust-mssは1414。
[システムまわり]

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