332XのSSDキャッシュ(読み取り専用)を1週間ほど運営。適正な容量を見極める。
対象のボリュームは、1.5TBほど。文書、写真、音楽ファイルなどを収容。動画や仮想マシンのイメージファイルは対象外。
30GBのSSD。数日でほぼ全領域が割り当て済み。文書や写真の編集など、ひとところで作業しているうちは、キャッシュが有効に機能。ただし、夜間のバックアップ処理などで一掃され、翌日は読み直しな印象。作業感の向上という点では、少量でも役に立つ。
240GBのSSD。数日の運用では、領域は余裕。複数日に渡った作業でもキャッシュが一掃されることは無い様子。音楽ファイルを、終日、foobar2000サーバに供給し続けているので、次第に割当量は増えていくだろうが、今の使用法では十分な容量。
多人数での作業や、対象を動画等に広げることを想定すれば、大容量も必要になるだろうが、そうでもなければ、100〜200GB程度(数千円ほど)のSSDで用をなすことがわかる。
書き込みキャッシュまで考えるなら、SSDであってもミラー(RAID1)にする必要が出てくるし、キャッシュではなく、Qtier(ストレージの階層化)を使ったほうがいい。費用はそれなりにかさむ。
リソースモニターでは、アクセス時間(レイテンシー)を確認できる。
SSDでは、数ms程度。
ディスクでは、数十ms〜百数十ms程度。
ところで、240GBのSSDに交換すると、推定残り寿命が0%と表示。
交換前にIntel(製造元)のツールで確認すると100%。データの解釈に差がある。妙な値が得られた場合、製造元のツールで確認する必要がありそう。
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