和書体 - アプリリリース
2018-03-02



禺画像]

「和書体」の名称で、ユニバーサルWindowsアプリをリリース。UWPアプリで日本語フォントがどのような見栄えになるか、確認するためのツール。自身の必要から作ったもの。

※アプリのページ
[URL]

開発時間は20時間ほど。簡単な機能なので、短め。フォントの一覧の生成と、縦書き表示にWin2Dのパッケージを利用。MS提供のもの。

Win2Dのテキスト表示は、Canvasからのイベントハンドラの中でDrawTextを呼び出して行う作りで、癖が強い。そこを突破すれば、なんとか。

今回、CanvasTextLayoutを使用したが、マニュアルに第1引数の説明が漏れており、サンプルのコードをGitHubで探す。ResourceCreatorを指定するのだが、イベントハンドラで受信したsenderを設定すれば良い。

実際に表示してみると、フォントにより、癖がある。変わっているのが、メイリオで、FontStyleをItalicにすると欧文フォントのみ斜体になる。Obliqueにすると全体が斜体になる。他は、ItalicでもObliqueでも変わらないようす。

あとは、環境依存文字の扱い。漢字の例文に「〓」の字があるが、サポートしているフォントとそうでないものは半々くらいか。漢文の表記でもないと関係ないだろうけど。

なお、サンプルの出典は、以下の通り。
・漢文;白楽天の太行道より。古文真宝前集から。
・長文;シャーロック・ホームズの短篇から、The Adventure of the Blue Carbuncleから私訳。拾った鵞鳥についての新聞広告文。

[Windowsストアアプリ]
[和書体]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット