Lubuntu 15.04にVNCで接続
2015-10-19


少し古いが、しばらく使用していなかったAtom 500シリーズを搭載した省電力PC(15W)にLubuntuをセットアップして、予備のクライアントPCに仕立ててみる。

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Lubuntuの最新の版は、15.04。標準でFirefoxは入っているので、Thunderbirdを追加する。ブラウザとメールとターミナルが使えれば、最小限の用をなす。CPUは非力なので、ブラウザはそれなりに重いが、メモリは増設不可の1GBで十分に足りている。

ディスプレイ端子は、HDMIなので、AVアンプを切替器代わりに使用できるが、キーボードとマウスは邪魔なので普段はリモート接続で使用したい。VNCサーバとしてvinoをセットアップ。vino-preferenceで構成設定。接続の度に了解を求めるをOFF。VNCクライアントは、Ultra VNCを使用しているが、暗号化通信ができず接続が遮断されるので、gsettingsでvinoの暗号化通信をOFF。

vino-serverのブート時起動は、手を抜いて、オートログインにした上、ログイン時の自動起動アプリに登録する。ログイン時の自動起動は、"~/.config/lxsession/Lubuntu/autostart"にvino-serverを登録してOK。

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オートログインの方は、巷のFAQなどを見ると、"/etc/lightdm/lightdm.conf"を設定するとあるが、lightdm.confが見当たらない。15.04で少々、構成が変わった様子。ここも手を抜いて、インストールをやり直し、ユーザの設定(Who are you)のところで、オートログインをチェック。

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終了後確認すると、lightdm.confが用意され、オートログインの設定が書き込まれている。

P.S.
LubuntuをVNCで使用するときは、電源管理のスクリーンロックを自動で行う設定をOFFに。キーボードとマウスを外した状態でロック解除ができず、画面暗転のまま。
[システムまわり]

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