サンワサプライのオンラインショップを見ていたら、電力の使用状況を計測できる4口の電源タップがアウトレット扱いでお安くなっていたので購入。夏に向け、PC電源を効率の高いものに入れ替える効果を確認してみる。
※サンワダイレクト
タップには、全体の電源オンとオフのスイッチと、クラウドのサービスにつなぐための無線設定のボタンがある。主だった3台の機器をつなぐ。作業用のPC、NAS(QNAP)、ESXiのサーバの3台。
PC電源を交換する前のグラフ。今回電源を交換するのは、作業用のPC。電源は、2006年頃に導入。CPUやグラフィックカードの消費電力が大きくなり、しっかりしたものが必要と、導入したもの。作業内容によって変動はあるが、75W〜を消費している。
CPUのTDPは77W(2012年モデル)、グラフィックカードは37W。ストレージはSSDなので微小。
PC電源を交換した後のグラフ。80 PLUS GOLDの高効率のもの。変換効率は90%程度期待できる。およそ、65W〜に納まるようになった。
電源交換前のPCのみを取りだしたグラフ。フルで使用している時間帯を見ると、75Wほど。待機電力は4Wほど。
電源交換後。フルで使用している時間を見ると、65Wほど。改善率は15%ほどか。待機電力も2Wほどに改善。概算で、年間1000円以上は節約できそう。
グラフのほかに、機器の一覧表示もできる。機器名をクリックするとグラフに遷移。
ほかの機器も見てみる。QNAPのNAS。ARMの消費電力の少ないタイプ(Marvell 1.6GHz)。アクセスがないときは、HDDの電源を落とすので、こまめに時間変動している。
ESXiサーバ。CPUのTDPは30Wと低いが、2010年モデル。今ほどの省電力機能は持たない。ほぼ、43Wで推移。Intel NICの不具合で機能をオフにしている影響もあるかも。電源は効率の高いものに交換済み。これ以上は、機器自身を更改しなくては。
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