ESXiでNICのTeaming
2013-12-27



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ESXiにNICを2枚増設したが、Ciscoのスイッチで見てみると、Teamingがうまく機能していない。調べてみると、うまくいく設定は限られるようだ。上図がvSwitchのデフォルトポリシーに記載されたフェイルオーバーとロードバランシングの設定。

・ロードバランシング:IPハッシュ
・ネットワークの障害検出:リンク状態のみ

この2つの設定のみが許されるとのこと。
こちら、VMwareのKB。わかりやすくはあるのだが、落とし穴がある。
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2052973


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問題は、対応するCisco側の設定は何になるのか。ロードバランシングのIPハッシュは、上図のsrc-dst-ipの設定になる。この対応を見つけるのに苦労してしまった。


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使用しているSwitchは、src-dst-macが最初に設定されており、整合していなかった。デスクトップのIntel NICやQNAPのときは問題なかったのだが、ESXiは限定される。それにしても、用語はわかりにくい。IPハッシュから、どれが正解か導くのはちょっと難しい。


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次は、interfaceの設定。上図は、port-channel 1 で束ねる2つのインタフェースの設定。channel-groupのmode設定がポイント。


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KBには、LACPと出てくるので、activeを設定したのが失敗。KBの設定例では、onを設定しているので、そのまま従うべき。activeでは、束ねようとするものの、結局、stand aloneに戻ってしまう。


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設定後のetherchannelのprotocolとload-balanceの設定。


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こちらが、summary。無事設定完了。


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vSphere Clientのパフォーマンスのグラフ。トラフィックは小さいが、それぞれ働いているようだ。

KBは、わかりやすく書こうとしているが、熟知した人が書くと往々にしてこうなる、という記述。自戒自戒。
[システムまわり]

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