このあたりで標高634m。横川駅から250mほど登ったことに。スカイツリーができて後、634m標識をよく見る。確か、日光にもあった。
後半は短いトンネルが続く。9号トンネルからは最後の10号トンネルが見える。
熊ノ平駅に到着。時計を見ると出発から1時間半。2時間はかからなかったが、時速4kmペース。思いの外登りが効く。ゆっくり登れば2時間は妥当なところ。
殉難の社。この道を通すのはそれだけの難事業だった。
アプト式開通の碑。アプトの道の「アプト」は、アプト式のこと。碓氷峠の急な坂道を歯車をかみ合わせて登る仕掛けが必要だった。
熊ノ平駅から、碓氷峠方面を望む。この先は進めないが、碓氷峠が控える。軽井沢まで水平距離はもう少し。
アプトの道は、地図にない。GPSで現在位置を確認する。Google Mapではこのあたり。
帰り道。ちょうど、トロッコ列車が、とうげのゆ駅から、戻ってきた。帰りは、1時間。ちょうど12時。下りなので、予定よりずいぶん早く着いた。出発まで1時間ある。鉄道文化むらを見に行く。
アプトの道は、山の緑と空の青が美しいだけでなく、花や昆虫たちにも会える。左右に二羽のもんしろちょう。みちすがら、数多くの蝶がひらひらと舞っていた。
空きの蜻蛉には早いが、オニヤンマか、大型の蜻蛉が縄張りを主張して滑空していた。
アプトの道、廃線巡りというよりは、自然の中の散策として楽しめるコース。関東平野にいると景色に山が恋しくなるが、久しぶりに堪能した。
セコメントをする